◇こちらの外壁には【ジョリパット】が施されています。
また、外壁のカラーも2種類。
ジョリパットの仕上げパターンも2種類。
その他の付帯部分には、帯モールがあります。
◇ジョリパットとは、コテまたはローラーを用いて外壁の表面に模様を付けていく工法。モルタル壁とは別になります。10年ほど前に、かなり増えた仕上げ材になります。やはり定期的なメンテナンスは必要です。
◇屋根に上がってから気が付いたことがあります。経年劣化によるコロニアル屋根の『割れ』が多いこと。ヘアークラック(小ひび)合わせ43カ所を補修しました。
◇その多くは『縦ひび』なのですが、中には『横ひび』もあります。ヘアークラックであれば、上からシーリング補修で済むことが多いですが・・今回は徹底的にやります!
◇この破片・・運が良いことに雨樋に落ちていました。これもしっかり補修します。
でも、経年劣化でここまでなるのか・・?それとも新築時からこうであったのか?これは謎に包まれたままです。
◇これが補修後になります。屋根材と屋根材の間に、ヘラを差し込むことで隙間を作り患部目がけて専用補修材を充填。さらに上部からも充填。
◇高圧洗浄後、下塗り + 上塗り(2回)を行いました。使用塗料は『SK化研 屋根フレッシュシリコン』になります。
グリーンがとても清々しいですね!
◇外壁塗装に入ります。当社では付帯部分の塗装を【標準仕様=フッ素】としております。
こちらのお宅では【ジョリパットフレッシュ】を用いて外壁を塗っていきます。
◇軒裏も当然ながら塗装します。こちらは【防カビ入り ケンエース】を塗ります。(艶は5分)
◇ジョリパットのパターンが見えますかね?半分まで下処理をしてきた状態です。
◇モールもたくさんあります。これらすべてを【フッ素】で施します。
塗り分けがあると、こうした養生作業が手間になります。しかし仕上がりが楽しみになるのも塗り分けなんですよね。
◇養生ネットの色が反射して色合いがわかりにくいですが・・
モールも外壁も仕上がっている状態です。
◇こういった見えなくなる部分こそ徹底的にやります。破風板も当然ながら【フッ素】です。
◇雨樋も【フッ素】で塗ります。『フッ素フッ素って・・、いったい何が違うの?』と思いますよね。
耐久性が全然違います。シリコン塗装は8~10年ほど。フッ素は15~17年と言われています。
当社としては耐久性の高い塗料があると知ってもらいたいので、標準仕様に【フッ素】を施しています。
◇完成です!!素晴らしいですね~!!塗り分けが際立っています。ちなみに施工前は・・
◇玄関脇のパーゴラも撤去してスッキリ!外壁の色は、新築時と同じ色を選びました。経年劣化でこれだけ色褪せているのですね。
◇ポルトと玄関の照明器具を塗って終了!当然ながら【フッ素】塗料で塗っております。