1、2階 2坪増築工事(大網白里市)

正面右手の奥待っている部分を、1・2階ともに増築工事を行います。

1坪+1坪の増築ですが、既存の外壁を剥がしたり屋根をかけ替えたりと

新築以上に難しい工事です。

母屋の仕様に合わせた作りになるために(構造強度を同等にするため)

基礎はべた基礎の幅150mm。アンカーを打ち込み母屋と一体化しています。

 

 

主要構造も耐力計算を行い、全て現場加工。

母屋の梁、桁を彫り込み金物で緊結していきます。

 

屋根は一段下がり(一母屋下がり)にすることで

大屋根は加工しない方法を取りました。

 

これでも増築部分の天井高さは2.3mを確保しています。

 

 

 

構造材は当社加工場にて大工さんが加工。

既存の外壁は剥がしますが、増築部分を塞いでからの解体となります。

写真のサッシなども撤去し、母屋室内との出入口となります。

 

 

2階の床を下から。

床は構造用ベニヤ24mm + ベニヤ9mm + 石膏ボード9mm + フロアー12mm。

一般の新築以上の仕様になっています。

 

既存の外壁は剥がします。

 

サッシを取付けて透湿防水シートを張ります。

 

サッシは全てアルミ樹脂複合サッシ(LOW-eガラス)となっています。

 

 

新たに屋根を作るので、既存外壁の取り合いに注意しながら完全防水を実現。

 

この部分は台風などの強風で雨風が巻き込むために、施工には注意が必要です。

 

 

1階の外壁を張りました。

 

窯業系 無塗装サイディングを施工(既存外壁合わせ)。

仕上げにリシン吹付を行います。

 

 

2階外壁を施工。

 

金属サイディングで既存外壁に合わせます。

 

今回の増築テーマ 【初めからあったような増築】を目指しています。

 

 

増築部 室内側より。当然ながらここは外壁でしたから、室内側も壁でした。

そこを開口し(筋違が無いのを図面にて確認)引き戸を設置します。

 

お客様こだわりの引き戸は ウッドワン チェッカーガラス仕様です。

 

 

 

2階、寝室から増築部分への入口です。既存の壁を活かしつつ開口しました。

 

 

 

子ども部屋(1部屋)を間仕切り壁を造作して、二部屋に。

ただ、、壁にしてしまうと暗くなってしまうことと

今までは行き来できていただけに少しさみしくなりますよね。

 

 

当社ではこんなことをお勧めしています。

 

上の写真は同じアングルから撮影。

壁は作りましたが、お互いの気配はなんとなくわかる・・

 

上部に採光ブロック(ガラスブロック)を埋め込みます。

これはかなり好評のリフォーム工事なんですよ^^

 

 

 

木枠を塗装して壁紙を貼れば完成。

 

壁紙も1面ずつで柄を変えます。

 

あと少しですね!