外壁張替え工事(金属サイディングへ)

 

木製サイディングが貼られているO様邸。

 

レッドシダーが外壁に使われていますが、大半の部分に反り、割れが発生しており

外壁裏面にも雨が侵入していました。

 

定期的に塗装も行っていたようですが、レッドシダーは耐久性が15年弱になるために

今後のメンテナンスも含め全面張替えとなりました。

 

 

外壁を一枚一枚剥がしていくと、下地が見えてきます。次にはるガルバリウム鋼板(ケイミュー スマートスパン)も縦張りになることから、木下地は既存を利用します。

 

部分的に痛んでいる箇所は下地を交換。とにかく剥がす作業が大変です・・

 

外壁の剥がしに1週間は掛かりました。

 

建物形状は真四角ですが、部分的に大解放な窓が入っており

この辺の板金加工が非常に大変。

 

板金業者も壁を貼る前の役物加工(サッシ廻りの板金は作ります)に1週間ほどかかります。

 

11月上旬の段階では、壁は貼り始めておりません。

12月25日完成を目指し、来週より本格的に外壁張り工事がスタートします!

痛んでいる木下地を交換しながらの新しい外壁張り。

 

木製サッシ廻りはガルバリウム鋼板にて加工し、四方をくるんでいきます。

 

板金職人さんが加工場にて加工したオリジナル!

 

金属サイディングは ケイミュー スマートスパン柄です。

 

 

細かい作業をコツコツ、コツコツとこなす板金職人さん。

 

なにより20年来のお付き合いで、信頼できる職人さんです。

 

 

屋根上です。

 

パラペット形状であるため、笠木板金も交換となります。

※写真左手だある部分が笠木と言います・・・誰の手でしょう?(笑)

 

 

板金を剥がしてみたところ、この笠木は水平に設置されていました。

 

一番雨を受ける部分が水平・・つまり、雨がどちらに流れ落ちるのか解らない。

そうなると、外壁のサッシ上に『ポタ・・ポタ』と雨粒が落ちてきます。

 

それを改善するため、ベニヤで勾配を作り雨の流れが生じるように施工します。

 

これも長年の経験からです。

 

 

こういうことですね。もちろん屋根側に落ちるようにします。

ここに防水処理を行い、笠木板金も斜めに加工して設置します。

 

 

木製サッシと絡みがあり、どうしても外せない部材。

こういったところは図べて板金職人さんが加工してくれます。

 

外壁職人さんでは出来ない加工が出来る!それが板金職人さんの強みですね。

 

 

 

 

換気扇回りも木枠が露出してましたが、一度フードを取り外しして

板金で木枠をくるみます。

 

さすがですね